Maintenance 修理・改造

イメージ:修理・改造

修理改造検査および追加型式設計承認(STC)の開発について、ご紹介いたします。

01 設計・
部品製造

要望確認

修理・改造に関する仕様調整を行い、
設計、部品製造、及び装備品の開発を行います。

仕様調整 機体の修理・改造内容をお客様と調整
設計 構想・詳細の検討を行い図面作成
作業指示書作成 修理・改造の指示書を作成
部品製造 修理・改造に使用する部品の製造

写真:設計・部品製造 要望確認の様子

02 修理・改造

改造・修理作業

機体分解・改造から試験・検査まで優れた技術と経験により自社対応しています。

分解・改造 装備品脱着、板金・塗装、電気配線など
試験・検査 機能や電磁干渉を確認するための地上試験、飛行試験など

写真:改造・修理作業の様子

03 国による
検査の合格

航空機の耐空性に大きな影響を与える修理又は改造を行う場合、
航空局へ試験・検査結果に基づく説明を行い国の検査(修理改造検査)合格まで対応します。

写真:検査の様子

04 装備品の
開発・販売

セントラルヘリコプターサービスでは、市場調査等を踏まえお客さまニーズに対応した装備品(装備方法を含む)を開発(設計・製造)し、数多くの追加型式設計承認(STC)を取得しております。これら装備品について装備用キット等の販売や搭載工事(修理・改造)を請負います。

写真:装備品開発の様子

Actual Results 事例紹介

装備品 搭載実績

セントラルヘリコプターサービスでは、ヘリコプターに搭載する装備品を取り付けるための改修を行っており、
STCを取得した装備品は、同型式の航空機へ国の検査を一部省略し装備することが可能となり、開発費用、工期の圧縮が可能です。
以下はその一例です。

写真:機外カメラ

報道、救助・捜索活動、監視など、地上からでは難しいアングルを視覚的に捉えることができるカメラ(写真はマルチパーパス・ステップ装備形態)

ヘリテレシステム

写真:カメラマウント

STC*

機外カメラを固定するためのもので、機体のノーズ部とマルチパーパス・ステップ先端との2通りの搭載形態あり*:ノーズ部はSTC

ヘリテレシステム

写真:アンテナ昇降装置

カメラ撮影映像を地上に送信するための上下に昇降可能なアンテナ。アンテナを機体のスキッドより下方に出すことで、通信の品質や範囲を最適化

ヘリテレシステム

写真:パイロットモニター

計器盤の外側に装備し、カメラ撮影映像や現在位置表示をするためのモニター

地図情報表示装置及びヘリテレシステム

写真:タッチパネルディスプレイ

キャビン前方部に装備されるマルチパーパス・フレームのビーム組立上部に取り付けられ、現在位置を表示するためのモニター。指でタッチして操作が可能

地図情報表示装置

写真:コントローラー(無線機)

キャビン天井部に装備され、無線のチャンネル設定や音量調整等の操作が可能

消防・防災無線装置

写真:消火用タンク装置

STC

火災現場の上空から最大約980リットルの水を放出可能な消火用の水タンク。ホースによる給水も可能

消火用タンク装置

写真:テレホンアダプタ

STC

センターコンソール又はキャビン天井部に装備され、衛星電話の発信・受信や音量調整等が可能

衛星電話装置

写真:バー・グリップ

STC

キャビン側壁に装備され、安全ベルト掛けや人の姿勢保持に使用

バー・グリップ

社内設計

写真:操作員用ラック

キャビン内のレールを利用し固定可能で、システムを操作・確認するために必要なモニターやコントローラ等の機器を搭載

ヘリテレ用ラック

写真:機材収容ラック

キャビン内のレールを利用し固定可能で、システムのデータを収録・処理するための機材を搭載

ヘリテレ用ラック

写真:センサーポッド

STC*

ステップ後方に装備し、LiDAR及びカメラにより周辺を監視する装置
*:川崎重工業株式会社と共同開発部品のみの販売予定

ヘリコプタ用障害物検知システム

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